SaaS導入数増加によるIT担当者への影響

<青空ひな>:SaaS導入数が増加したことでIT担当者の残業時間が増えたのはなぜでしょうか。
<編集部>:約2割の人が残業時間が増えたみたいですね。その理由として、「SaaS運用がIT担当者任せになっていること」や「複数SaaSの管理が大変であること」が挙げられます。
快適なリモートワークを送るために導入した多くのSaaSが、結果的にIT担当者のSaaS管理工数を増やしてしまっているのでしょう。

<青空ひな>:なるほど…少数の人に負担がかかってしまうのは辛いですね。結果として残業が増えたと答えた約8割の人が20時間以上増加していますしね。
<編集部>:そうですね。業務の属人化が解消されずに運用を続けてしまうのが原因だと考えられます。
IT担当者のストレスについて

<青空ひな>:8割以上のIT担当者が日頃から仕事のストレスを抱えていますが、原因は何でしょうか?
<編集部>:多くのIT担当者は業務量の多さからストレスを抱えているのではないでしょうか。下記の表を参照すると、3割以上のIT担当者がストレスの原因として「IT以外の幅広い業務も任される」と回答しています。

<青空ひな>:そうなんですね。「セキュリティに関してプレッシャーを感じる」や「自社ITに関する対応が属人化している」との声もあるんですね。
<編集者>:「自社ITに関する対応が属人化している」のも業務量が増えている原因でしょう。下記の表を参照すると、SaaSの利用数が多ければ多いほどストレスを感じやすいことが読み取れます。

<青空ひな>:本当ですね!しかし、SaaS導入数が「51個以上」は「41~50個」と比べてストレスを感じている人が少ないですが、その理由は何でしょうか?
<編集部>:SaaSの管理方法が明確に決まっていることが考えられます。具体的には、SaaS管理ツールを使用しているのではないでしょうか。
SaaS管理ツールを利用すると、SaaS毎のID・パスワードの管理が不必要なのに加えて、利用者は1度のログインで全てのSaaSを利用できます。そのためIT担当者は、パスワード忘れ等の問い合わせも少なくなりストレスが軽減されるのでしょう。
<青空ひな>:なるほど!SaaS導入数が多くてもストレスを感じない担当者がいる理由が分かりました!SaaS管理ツール1つでSaaSを適切に管理できるのはとても便利ですね!
メタップスクラウドについて

「メタップスクラウド」でも業務効率化やコスト削減等を実現することで、SaaS管理やID管理を通して少しでもお力添え出来るよう今後も粛々と開発を進めてまいります。
メタップスクラウドは、新型コロナウイルスの影響や企業のDX推進によってSaaSの導入が急激に増加したことに伴う課題を解決する、SaaS一元管理ツールです。
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